ひかりさんは聞こえない

主婦。そして難聴者。

字幕放送って本当にすごいんやで。

ブログ初心者って前回の記事で書いたけど、実はチャレンジは何回もしている。
でも続かなかった。
人の目を気にして、書きたいことも書かずに、こう書いたらあかんかなとか、文法おかしくないかなとか、色々気にしすぎて途中で更新しなくなった。
ブログの楽しさもよく分からないうちに。

だから本ブログでは、ばーっと頭の中を書いていこうかと。
そうすると、今までよりはブログの本質に少しは触れられるかな。

 

前置きは置いといて、最近Netflixにハマっている。

海外ものだけじゃなくて、日本のドラマにも映画にも字幕が付く。ずいぶん昔の再放送にも。

 

便利になったもんだなあ。

 

子供の時から、耳が聞こえないくせにテレビが好きで、ドラマや映画を観ては、母に「なんて言ったの?」って何度も何度も聞いて教えてもらっていた。

もちろんその母は、私に通訳しなくてはいけないからドラマや映画を楽しめない。
それでも通訳してくれた。


父の通訳は、「犯人わかったみたい。」「いなくなったんだと。」と結末しか言ってくれなかったので、上手に話をまとめてくれる母1人に、負担は集中した。

後で思うとすごく大変なことなんだよなあ。

ドラマが現在進行形で進む中、私にあらすじを話しながら耳はドラマの続きを追い続ける。そしてまた続きを私に語る。


字幕放送が普及してから自分で母と同じことを1人でやってみた。
一旦止めてくれ!
って思ったね。早いのよ進行が。
こんな大変なことをやってくれていたんだなあって。

私が子供の頃にテレビを楽しめたのは母のおかげだ。

そして今はその母も老いて、老人性難聴になった。
今は母も、字幕放送でテレビを楽しんでいる。

字幕放送の普及に感謝です。
たくさんの人を助けてくれている。
そして、母の老後の楽しみが一つ、減らずに済んだから。